気ままな日記
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職場にて。 食品衛生や、献血事業に貢献したお店や企業、個人の方々への表彰式が行われた。 普通、表彰式っていうのは、受賞者が前に出てきて賞状を受け取るものだが、時間の都合か、所長が受賞者ひとりひとりに賞状と記念品を渡して歩く形式である。 わたしは、人数分の賞状のはいったお盆を捧げもって授与者の前を静々と歩く役なのだが、お盆を持って右に左に歩くもんだから、なんだか表彰状を配っているというよりも、お茶かなんかを配っているような感じだった。
こういうふうな厳粛な空気に身を置くと、わたしは、なぜだかむずむずと面映くなってくる。普段、軽口たたいたり、所内をうろうろ散歩ばかりしている上司が、こういう席では、(当然なことだが)たちまちまじめくさった顔になり、もっともらしいことを壇上でしゃべったりするのを見ると、こちらが照れ臭くなってくる。 不謹慎なようだが、自分とは関わりの薄い方の、通夜の席でも同じである。 受付なんかを頼まれて、しかつめらしく、どうぞこちらへお名前をお書きくださいなどと言うのだが、どうもしっくりしない。緊張感が高じすぎて噴出したくなったり、そういう役目に身を置いている自分を晴れがましく思っている、もうひとりの自分を感じるのだ。
こういうのは自意識過剰というのかしら。わたしが受賞したわけでもないし、誰もこっちなんぞ見てやしないのに、今日なんかはお盆持って歩きながら、やっぱり内心晴れがましいような、ひとことで言って、「こっち見て〜っ」ていうような気持になったのだった。
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