気ままな日記
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2004年03月31日(水) 去る人

夕方、31日付けで退職する方々の労をねぎらう式があった。
60歳が定年なのだが、まだまだ隠居するには早いので、皆、次の天下り先は決まっているようである。
10年ぐらい前までは、事務所の玄関口に全職員が居並び、その間を、花束抱えた退職職員がニコニコペコペコお辞儀しながら通過し、手配していたタクシーに乗りこむという、なんとも空々しくこっぱずかしい儀式が行われていたが、最近はそういうことはしないらしい。
親睦会からのお餞別と花束贈呈のみ。
大きな黄色いバラの花束をもらった同じ課の男性職員が、ちょうど通りかかったわたしにひとこと。「こんなの持って電車乗るの、みっともないからよ、悪いけど適当に持って帰ってくんない?」。
わたしだってたくさん電車に乗ったり歩いたり、おまけに自転車乗ったりするんだけど、と思ったが、こういう時断れずに、思わず安請け合いするクセのあるわたし。
結局、もらういわれの全くない花束を抱えて家路についたのだった。


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