気ままな日記
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2004年05月25日(火) いつのまにやら

息子の中学校で、中間試験が始まったので、お弁当作りが休みとなった。
8割がた冷凍食品のおかずとはいえ、朝の15分は貴重である。
小学生くらいまでは、どんなに憎まれ口をたたいても、寝顔はかわいらしいと思ったものだが、今はその面影もない。
パジャマ代わりのジャージのポッケトに両手をつっこんで、肩をゆすりながら家の中を歩いているヤツの姿を見ると、ため息が出てしまうが、ひとりで歯医者に行ったりレンジやオーブンを使うことができるようになったのは、思えばずいぶんと手がかからなくなったものである。

階下で、父が受話器に向かって怒鳴っている。相手は工事業者。何度も架けてようやくつなっがった電話らしい。
なんでも、その業者のフォローや説明が不十分だったということのようだ。
しかし、もうじき70歳になり、耳も遠く物忘れも最近富に激しくなった父の、聞き違いや思い違いだったということもある。
定年退職をして、怒鳴り散らす部下もいなくなり、ヒマをもてあましたお年寄りが、
「カラスがベランダで死んでいる」
「駅前のホームレスをどかしてくれ」
と電話を架けてきて、挙句の果てはこちらの言葉尻をとらえて、
「電話の応対が悪い」といつまでも電話をきろうとせず、しつこくこちらの名前を聞き出そうとするさまを彷彿とさせられる。

このように、
わたしがパソコンにはまり込んでいる間に、いつのまにか子供は青年期にさしかかり、父はそこいらの爺さんになっていた。


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