気ままな日記
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2005年06月13日(月) 女性はいくつになっても

病院へ行く。長くもヒマな待ち時間でのひとこま。
待合室に備え付けてあるテレビで、事故のニュースが流れている。それを見ていた顔見知りらしい二人の年配の女性が、「やだねえ、事故で死んじゃうと、年(年齢)がばれちゃんうんだよ」。
確かに事故の被害者や加害者の名前と年齢は、ニュースで流され、全国に知れ渡る。
事故で死にたくないという思いには同感だけど、そういう理由もあったとは……。(目からウロコ。)

「女性に年齢のことを聞くのは失礼」とよく言われるように、なぜか年をとるのが罪悪のように思われているふしがある。かくいうわたしも、プレゼント応募用ハガキの年齢欄にはいつもいつもさば読んで「38歳」と書く。
見た目まだ30台でも通りそうだなとか、他人からの、「若く見える〜」という評価(実は未熟ということかも)にすがったり、無意識的に若いことが美徳のように思っている。
スッピンの自分を鏡で見たとき、ぎょっとすることもしばしば。
年輪を重ねた美しさ、妖艶を漂わす女などというのは、きっと陰でそれ相応の努力がはらわれているのであって、ただ自然現象に任せてばかりいてもそうそう虫のいい期待は持てないということだろう。


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