気ままな日記
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2005年10月15日(土) なにげない挨拶に……

 来年度の異動先を決めるための、意向調査書を先日提出した。
前の職場を1年ちょっとで去ったので、今度こそはと、やみくもに肩肘張った2年半であった。
「ウワサに聞いていたよりもマシな人が来てくれた」と思ってもらえたらいいと、周りの目を気にしていたのかもしれない。人にものが頼めないたちなので、休職中の人の分の仕事まで、言われるままにソツなくこなし、どこかで褒め言葉を期待していたのかもしれない。
 今の職場はあと半年で閉鎖になる。先が見えたとたん、今までの緊張やら意地やらが一挙に「息切れ」となって雪崩を起し、体と心が素直に悲鳴をあげはじめた。
 結局、平日週に1度程度の療養休暇をもらうことになった。
そうして荷物をちょっとおろしてみたら、周りの人の言葉、ありがとうや、お疲れさま、というちょっとした言葉さえ、じわじわと心に染みて感じるようになったのはありがたいことである。
 人は言葉に傷付くけれど、本当にさりげない言葉にもこんなにも助けられもする……。


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