気ままな日記
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2006年02月04日(土) お尻に火

 昨日、3日間にわたる定期監査が終わった。
監査が近づくにつれ、ぴりぴりとした雰囲気に包まれるのは毎度のことながら、今回はどういうわけか、管理課長が、直前になって、あれこれ慌てふためき始めた。
 会計の仕事なので、ミスは許されないが、探せばなにかしら不手際は見つかるもの。それを指摘されたらこう説明しよう、ああ説明しようと、念入りに打ち合わせ。どう言い訳するかの口裏あわせと、この場に及んでの、まちがい探しにやっきになり始めたのである。
  そのたびに呼ばれる我々下々の者。わたしの前の席の同僚は、返事こそいいものの、あまりにも細々としたことを指示されるので、しまいには、「ったく、うるさいおやじなんだから」と、コピー室でキレる始末。
 結局、監査委員の方たちは、こちらが準備していたようなことはなにひとつ指摘せず、せっかく作った監査資料も、あまりめくりもせず、あっけなく終了したのだった。
 その昔、「右の絵と左の絵で、違っているところが7箇所あります。それはどこでしょう」という、その名も”まちがいさがし”という遊びがあったが、課長はきっとこういう遊びが好きだったのかもしれない。


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