気ままな日記
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2006年09月24日(日) 三つ子の魂は永遠

 幼稚園の絵日記から始まって、日記をつける習慣があった。
24歳の時に書いたのを読み返してみた。当時はもちろん手書きの日記である。
なにやら随分とまじめなことが書いてあって我ながら照れ臭くなる。
元旦の記。「自分を高める」とか、「イミダス(という情報知識満載の本が当時、あった)を毎日読む)」とか、「人の集まる場所には必ず参加する」などとあって、大層な志である。
 当時、会社の茶道部に所属していた。わざわざ扇子の上にお金を乗せて渡す作法なんてもったいぶってる、とケチまでつけている。(気に入らないんだったら退部すればよかったのに)
 起きたできごとは、全部書かなくてはいけない、とやや強迫的に思っていたせいか、本当に瑣末なことまで書いてある。
 それだけに、今は忘れてしまったことも、「へえ、こんなことがあったんだあ」と参考にはなる。
 ぺらぺらで自分がよくわかっていなくて、なんにもないようだったけど、こうして読んでみると、それなりに生きていたというのがよくわかる。
 そして三つ子の魂百までとはよく言うもので、悩んでいることや性分は、当時と現在とで、みごとなほどに、変わっていないのである。


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