117 絶対的だったもの |
今の俺はたぶんかなり自己主張の激しい人間だと思う。言いたいこと、思っていることはずけずけと言ってしまう。自分が思っている自分と、他人から見た自分が違うというのはよくある話だけど、この点に関してはかなり一致している。といっても俺を知らない人がこう聞いたら誤解しそうだけど、別に好戦的な人間というわけではなく、むしろ普段はかなりぼーっとしている。 で、なぜそうなったんだろう?って考えていたんだ。自己分析ってわけじゃないけど、まぁそんな感じだよね。 考えてみると、俺はもともと逆の人間だった。幼い頃から大人の言うことは絶対的なものなんだっていう思い込みがあった。親、先生、そして大人たちから認められる優秀なクラスメートでさえ、自分が感じたことにはまるで自信がもてず、彼らの向く方向に倣った。それがなぜかというのは、今はあまり思い出せない。そうなったことにも理由があるのかもしれないけど。でもまぁ小学生のいつごろかからだな。そんなことは中学の間も続いた。少しずつは変化はしていったんだろうけど。 いつの頃か、自分の思うこと感じることに正直になることを思い切って言い、すごく怖かったけど、なんか気持ちよかった。あ〜、別に自分が思ったとおりでもいいんだ。って思った。 押し付けられたり、規制されると、人は反発したがるし、反動は大きい。ずっと自分の中でたまっていた疑問が解消されたら、反動は大きかった。 なんて、今回は自分のこと書いてみました。。
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2003年11月07日(金)
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