127 普及する携帯電話 |
最近に読んだ小説で田口ランディ著『モザイク』を読んでいて思ったんだけど、やっぱ最近は街中で携帯の画面を眺めながら歩いている人が多い。渋谷や新宿なんかで、群集の中でそんな人を探していたら、かなりの人が画面とにらめっこしながら、うまく転ばずに歩いてる。数年前ならありえなかった光景なだけに、改めて考えてみると、奇妙っちゃぁ奇妙だ。とはいえ、かくいう俺もたまにそういうときがあるんだけども。 バス停やホームで一人でバスや電車を待つ人は、今ではかなりに確率で携帯をいじってんじゃないかな?暇つぶしになるし、返してなかったメールを返すのには絶好のときだし、人の迷惑にもならない。携帯でゲームをしている人も多い。テトリスがかなりの割合で、指の動きの早さったらないね。 今となっては変な光景とも思わなくなったよね。別に内容はかわらないわけだし。ってのも、どうせ一人で歩いているときは何か考え事をしていて、それがただ携帯を手にしたことで、今いるここではない別の場所に意識が飛んでいってるだけの話で、別に変わりはしない。もし一人で歩いている人が、みんな街並みを眺め、行き行く人々を眺め、今ここにいるんだ!ってことをじっくりとかみ締めてでもいない限り、携帯とにらめっこしてようが、上の空で考え事してようが、そんなに違いはない。(まぁ電磁波の問題がどれほどあるのかは知らんが) けど、誰か親しい人なんかと一緒にいるときに、しょっちゅう携帯をいじっくってメールをおくったり、電話で長話をしたりする人ってのはいやだね。最低限にして、やはりその人といる時間ってものをもっと大切にしたいと思う。そう心がけてます。なるべくね。
|
2003年12月09日(火)
|
|