Deckard's Movie Diary
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2008年05月17日(土)  ハンティング・パーティ

『ハンティング・パーティ』
スレブレニツァの大虐殺の首謀者と言われるラドヴァン・カラジッチを追うジャーナリストが主人公の『ハンティング・パーティ』。とにかくストーリー展開も登場人物のキャラも都合がよすぎます。最後に「へぇー!」と思わせる仕掛けもあったりするのですが、やはり肝心な部分で「無理やりだよ!」と言いたくなります。社会派とも言えないし、風刺でもないし、もちろんコメディあるはずもなく、中途半端な映画でした。<“あり得ない”と思う部分こそが、この映画の“真実”である。>とか言ってますが、一番ありえないのは結末でしょ(苦笑・まさか“真実”ってことじゃないでしょ?)。『カルラのリスト』で有名になった旧ユーゴ国際刑事法廷(ICTY)の検事カルラ・デル・ポンテ女史が観たら何て言うんでしょうか。


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