蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2001年10月02日(火) 天ぷらそば

どうしても、天ぷらそばが食べたくなった。(というのも、今朝から『落下する夕方』を読んでいたせいだ。話の中に、香港から帰ってきた華子が夕飯に天ぷらそばを食べたいと言いだす場面がある。)ともかく、私は休憩時間を待って職場近くのおそば屋さんへ行った。

ここのおそば屋さんは値段が高い。前から気になってはいたのだが、値段にひるんで今まで一度も入ったことがなかった。今日は何としてでもおいしい天ぷらそばが食べたかった。だから、「どんなに値段が高くても、絶対に天ぷらそばを注文する!」と決心してお店に入った。

お品書きを見ると、天ぷらそばは4ケタだった。私は過去に「4ケタのおそば」なんて食べたことがない。だけど高いだけあって、その天ぷらそばは確かにおいしかった。天ぷらは車海老と茄子と南瓜とシシトウで、おそばとは別のお皿にのってでてきた。さくさくの食感をを味わってほしいということなのだろうが、私はあえて、つゆに浸して食べた。その方が天ぷらそばらしい。

食べおわると、お店の人がそば茶を出してくれた。濃くいれたそば茶は香ばしくて、「4ケタのおそば」の締めくくりにぴったりだった。

** TODAY 'S BGM **
竹内 まりや / けんかをやめて


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