蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2002年04月02日(火) 今夏の予定

しばらくの間、腕時計をつけるのをやめようと思う。自分の体のリズム、天然の感覚で生活したい。そのかわり、革の腕輪を買った。左手首にある程度の重さがないと、何となく落ち着かないからだ。腕輪は江國さんがつけているのと似ているが、私のはもう少し短くて、手首をちょうど2周する長さだ。それに当然エルメスじゃない。

時計をつけないなんて社会人にあるまじき行為かもしれないけれど(就職の面接では靴と時計は目ざとくチェックされているらしい)、実際には時計をつけていなくてもそれほど困ることはない。携帯電話にも時刻が表示されているし、街中でも探せばいたるところに時計がある。私は1分1秒を争う仕事をしているわけではないので、仕事においても特に支障はない。

一日の中で、最も時間が気になるのはバスに乗るときだ。このときばかりは、時計とにらめっこになる。もたもたと出かけるしたくをしていると、うっかりバスに乗り遅れてしまう。私の家は駅から遠いので、バスに乗らないことには話にならない。でも、したくをしながら見ているのは部屋の時計なので、外出先で時計が必要な場面というのは、考えるとあまりないことに気づく。

今年の夏はTシャツとジーンズで身軽に過ごすつもりだ。というのも、街では白くてふわふわしたかわいらしい服が流行っているようだが、あれはどうも私の趣味に合わないので、今夏はちょっと遠慮したい。この腕輪を唯一のアクセントとして、身も心も軽くシンプルにいきたい。


蜜白玉 |MAILHomePage