蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2002年05月03日(金) 少しの自信と少しの勇気

今朝からぞくぞくとメールが届く。「お誕生日おめでとう」のことばと、少しの近況報告。日本のあっちこっちにいる、私の大切な人たちからの温かい贈り物だ。みんなあれこれと大変なことを抱えているようだけれど、それでも元気そうでよかった。

メールをくれた人のなかには、もう何年も手紙やメールのやりとりだけで、会っていない友人がいる。毎日会っていた時間よりも、会わなくなってからの方が長くなっていることに気づく。会わなくても、相手のことを思っているだけで続く関係というものが、確かにある。私たちは今でもお互いに良き相談相手で、これまでもそうやっていくつかの嵐や闇をこえてきた。こうした過程を知っている友人は、私にはとても貴重な存在だ。

意地を張ったところで意味がなく、嘘をついてもすぐにバレる。たいていのことは見透かされてしまうので、今では開き直って、素の自分でいられる。話すことで自分が何を考えているのかよくわかるし、どうすればいいのか迷っていたことも、迷っていたのが不思議に思えるくらい、単純なことに見えてくる。少しの自信と少しの勇気、そういうなかなか手に入らないものを得ることができる。

24歳というと、自立した大人という気がするけれど、実際の私は「大人のなり損ない」のように頼りなく、また扱いにくい。こういう私を支えてくれて守ってくれる、愛情に満ちた人たちに感謝。


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