蜜白玉のひとりごと
もくじ|かこ|みらい
朝六時半起床。目覚まし時計を二つセットしておいたのが、立て続けに鳴る。ベッドから無理矢理からだを引っぱがす。朝は本当に弱い。頭がぼうっとするし、目が痛くて開かない。胃も痛い。
朝九時、講習開始。御年七十一歳の先生がお見えになる。「生涯学習論」をやっていたのに、いつの間にやら農民の話になる。「今この時期の草むしりをしっかりやらんといい米は育だたん」と、懇々と米作りの過程を説かれていたと思ったら、今度は京都の話になる。先生は京都八坂神社の近くの生まれで、「あの辺り(高台寺、清水寺周辺)をさんざ駆け回っていた」という。どうやら脱線を得意とされるらしい。
夕方六時、講習が終わる。朝、家を出てから一言も口をきいていないことに気づく。ああ、しゃべりたい、しゃべりたい。家に電話をし「イマカラカエル」と伝える。口がさび付いているようで、よく動かない。
朝 食パン一枚、卵焼き、牛乳、コーヒー。 昼 おにぎり(焼きたらこ)一個、ドーナツ一個、お茶。 夜 カレーライス、トマトとレタスのサラダ、焼き鳥、ビール。
|