蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2002年10月08日(火) 考えない練習

毎晩なかなか眠れない。部屋の電気を消して真っ暗闇になると、いつもなんとなく心にひっかかっている諸々のことが次から次へと湧いてきて、変に頭が冴えてしまう。寝つくのに1時間くらいかかる。以前はせいぜい10分もあればよかった。寝よう寝ようと思うと余計に眠れない。眠れない間は不安でたまらない。だから今日もこうして日記を書いたりしながら、本気で眠くなるまで起きている。眠れないのなら、起きているまでだ。

考えることをやめるというのはかなり難しい。もともとよく考える方なので、考えずにいる、というのがどういう状態なのか、いまいち感覚がつかめない。さすがに仕事中はあまり他のことを考えている余裕はない。けれども、考える時間もないほどに忙しい生活をしているわけではないので、考える時間などいくらでもある。

暗闇は心細い。その心細さのままでいろいろ考えるから、考えたことがそのまま夢に出てきて、たいていうなされる。泣いていたり、走って逃げていたり、誤解をとこうと一生懸命説明していたり、夢の中の私は忙しい。朝起きると体がガチガチにこわばっていて、ぐったり疲れている。こうなったら、小さい頃みたいに電気をつけて眠ろうか。


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