蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2010年06月01日(火) 立葵の咲く

職場に向かう途中、いつも通りがかる駐車場のすみっこに、立葵が咲いた。するすると茎が伸びてきた頃、そこに立葵があることに気づいた。丈高く伸びて花が咲いていればわかるけれど、花が終わって枯れたそのあとはどうしているのだろう。

実家の庭にも今年、立葵の苗を3つ植えた。植えた年は咲かないらしい。来年の初夏、庭の入口のすぐ横でゆらゆら揺れながらあっち向きこっち向き、楽しく咲くといい。

紫陽花がいよいよ存在感を増してきた。一方で、大好きな芍薬はそろそろ花屋さんからいなくなってしまいそうだ。5月はなにかと花屋さんに行く機会が多くて、そのたびに芍薬を混ぜて花束を作ってもらったり、数本だけ家に買って帰ったりした。芍薬もいろんな種類があるけれど、やっぱり花弁のまるい地味な姿のものが好きだ。固く閉じたつぼみの植物らしいいじらしさはもっと好きだ。子どもの頭みたいで、芍薬は咲く前がいちばんかわいい。

今週末は近くの川でホタル祭りがある。行きたいなとぼんやり思いつつも毎年行けなかったけれど、今年はやっと行けそうだ。ホタルを見るのはたぶん初めて、いや、2回目か。ずっと小さい頃、見たような見なかったような。あの辺りにホタルなんているのだろうか。イベント用にどこかから連れてきて放すのかもしれない。


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