蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2012年02月28日(火) もう少し、あと少し。

2月ももう終るというのに、憎きスギ花粉も飛んでいるというのに、明日は雪が降るらしい。都心も積もるかもしれないそうだ。

今年の冬は寒い。毎年寒い寒いと思うけれど、今年の寒さは特に空気がピリピリと痛い。外へ出るのも億劫になるし、体はなまるし、皮下脂肪はつくし、肩は凝るしで、もう寒いのにも飽きた。早いとこ、三寒四温のぐずぐずした時期を切り抜けて、半そで1枚で散歩したい。・・・それはまだ少し先か。

日が長くなってきたのがせめてもの救いで、夕方4時半、5時でもまだ明るさの残る空を見ると、時間に余裕があるようでほっとする。ろうそくの炎の形をしたコブシのつぼみの産毛が、冷たい空気に震えて、小声で春を告げている。日々寒いながらも着実に春が近づいてきているのを植物は敏感にとらえているようだ。

もう少し、あと少し。


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