思うこと
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2008年06月19日(木) |
カシュガルに聳え立つ巨大な毛沢東の像 |
ニュースを見ていたらこんな画像に行き当たりました。 カシュガルの中心に聳え立つ巨大な毛沢東の像です。 (写真は自己撮影モノではないので削除。各自ネットで探してください。)
みんな気付いていると思うけど、一応言っておきます。 ひとりの政治家の巨大な銅像や写真が街のあちこちに存在している国は独裁国家であるとみていいという法則。近頃では北朝鮮でのそれが有名ですね。中国では天安門に掲げられている顔がよくニュースをかざりますが、
こんな所にも建っていたんですね。
辺境であればあるほど、国民の愛国心を駆り立ててやらないと、 不逞な輩が独立を主張し始めたりしますからね。(←独裁者になったつもりで言ってます。)
独裁者の銅像というものは、抑圧と支配の象徴として、民衆が臥薪嘗胆のモチベーションを持ち続けるために、そこに立っているのです。いつの日か自由を求める民衆によって引きずり倒されるのを待っているのです。
この土地(シルクロードのど真ん中)に一見なんの縁もゆかりもなさそうなこの銅像はいつ解放の象徴として引き倒ずりされるのでしょうか?
五輪=カシュガルの聖火リレー、住民には外出禁止令 http://news.mixi.jp/_news.pl?id=521792&media_id=52
一枚目の写真からは、この像の建っている場所がミニ天安門広場としての役割を持たされている様子がよく分かります。
二枚目の写真の像の下の赤い幕には「熱烈慶祝中華人民共和国成立○○周年」と書かれています。
三枚目。右手の挙げ方が、なんかあの人を連想させますね。 あの人です。お寺のマークを鏡写しにして45度回転させたあのマークの人ですよ。
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