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天皇賞・秋、敗因分析。買わないと来るトップロード… - 2002年10月26日(土) もう思い出したくもないが、今日は天皇賞・秋だった。 結果は、1着が菊花賞をパスしてここに臨んだ3歳馬、シンボリクリスエス。2着は、オペラオー、ドトウとの3強世代の生き残り、6歳のナリタトップロード。これで、馬連1700円。馬単だと4000円。後から考えると、おいしい馬券だった。だって、1着馬は3歳限定線とはいえ、神戸新聞杯1着で、2着馬は京都大賞典1着。前哨戦を快勝した馬同士でのワン・ツーでこの配当なんだからなあ。 ちなみに、僕は全然当たってない、というか、大勝負に出て惨敗だったのですが。勝って、Xboxと「ジョッキーズロード」を買おうと思ってたんだけどねえ。 買った馬券は、◎エイシンプレストン……… ○シンボリクリスエス、▲サンライズペガサス、△ブレイクタイム。 で、この◎○▲△の6点ボックスと、◎○▲△からツルマルボーイの馬連、 さらに、◎からテイエムオーシャンとナリタトップロードへの馬連、 ◎とイブキガバメントのワイドなんてのまで買ってしまっていた。 予想の根拠としては、ゴーズテディは、思い切った逃げを打つはずで、オーシャン追走。で、小回り中山ということで、他の馬も速めに動き、差し馬有利の展開になる!というのが根拠だった。よって、オーシャンはハイペース&坂で撃沈予定、トップロードは、荒れた内枠と中山コースでの相性の悪さで消し、ということで。だいたい、皐月賞と同じコースと考えれば、逃げ切りとか、先行押し切りというような競馬は考えにくいのだ。 そして、秋の天皇賞は、基本的にマイラーの競馬で、毎日王冠組が有利。 しかも、プレストン絶好調で中山巧者、不安は騎手だけという状況だったので、結構自信をもって、プレストン本命にしたのだが… 対抗は、神戸新聞杯が強い勝ち方だったシンボリクリスエス。当初は本命も考えたが、菊花賞のレースをみて、相手が弱かったのかもと弱気になったのと、マイルの厳しい流れの経験がないためペースに混乱する可能性も考えて2番手それに、岡部騎手は、このところG1でまったくいいところがないしなあ。サンライズは、やはり中山2000はサンデーというのと、あの一瞬の切れ味は、むしろ中山向きと判断。ブレイクタイムは、1200mは忙しすぎる印象で、前走マイルで圧勝。1200よりは、中山なら2000のほうがいいのではないかと思っていた。 ツルマルは、どこかで河内が一撃G1でやるのではないか?ということで、最近ずっと河内馬を買い続けているのだ。イブキは、去年4着で、上位3頭は出てきてない、それなら、このメンバーで意外と上位なのでは?と思って抑えておいた。 ちなみに、シャカールは、休み明けでの天皇賞連対馬はいないし、内臓疾患で休養して以来、どうも100%の力は出せなくなっていると判断。得意の中山でも、来る確率の割には武豊騎乗で人気しすぎていることもあり、無印にした。 サンデーという理由で、アグネススペシャルーエイシンプレストンなんて無駄馬券を買い足したりもしたのだが(だって、これって230倍だよ、当たれば…だけど) レース結果としては、プレストンは、まったく見せ場なし。この馬自身、ステイゴールド同様、強いから海外で勝てるというわけではなくて、香港の競馬場のほうが向いているだけ、ということなのだろう。後付の理由としては、2000は長かったのかもしれないが、毎日王冠の2着は、着順ほど評価するべきではなかったのかも。 シンボリクリスエスは、とにかく強かった。いまのところ弱点は見当たらない。ただし、スピード競馬への対応については、まだ万全とはいえまい。今年の天皇賞は、上位入線馬が、ダービー2着馬、菊花賞馬、(サンライズペガサスは、純粋な中距離馬。結果として仕掛けが早くて、最後トップロードに競り負けたが、中距離なら楽しめそう。ただし、このタイプの馬は、距離が伸びたら差しきれる、というのは幻想である場合が多い。意外と道中足を使ってしまったりするので、JCに出てきたりしても、過剰評価しないほうがよさそう)、あと、4、5着は、一昨年の菊花賞の1、2着馬だし。 あとは、騎手だなあ、福永祐一最悪。距離もあっただろうけど、ずっと前が壁になってたぞ。見せ場くらいつくれよ。 岡部、四位、ヨシトミ(今日は、ゲートは良かったが…)、武豊、ぺリエ。 終わってみると、毎回そう思うんだけど。 それにしても、トップロードが連にからむ秋の天皇賞なんて、夢にも思わんかった… 思い切って外に行った四位の好騎乗と、スタミナが必要になったレース展開のアヤ。でも、同じ条件で100回やっても、たぶんトップロードは買わない、買えない。今回トップロードが買えた人って、競馬経験が浅い人か、ファンだけなのではないだろうか? 応援馬券は、ごくたまにだけ、無垢な人々に微笑む、ということか。 ああ、クリスエスーペガサスで終われば、幸せだったのに、今は奈落の底で這いずり回っているのでした。 たぶん、僕の予想は、毎回正しい。 でも、競馬の結果は、常に正しいとは限らない。 いやむしろ、結果のほうが間違っていることが多すぎる… そうとでも思わないと、やってられん。 備忘録として、第126回天皇賞、敗者の遠吠え。 (1)海外競馬で活躍したからといって、日本で強いとは限らない。 (2)トライアルは、着順や時計よりも、むしろ勝ち方や負けても負け方が重要。 (3)今回は、珍しく「マイラーには根本的に厳しい天皇賞」になってしまたので、今日凡走したからといって、ダンツフレームやプレストンがマイルCSに出てきても過小評価しないほうがよい。 (4)シンボリクリスエスは、JCか有馬に出ても状態がよければ好勝負間違いないが、ナリタやサンライズは、馬場状態や展開を確認してから。 シャカやシデンは、過信しないほうがよい。 (5)このあいだの菊花賞のメガスターダム総流しといい、僕の予想はまったく当たらないので、外してお買いになられるとよろしいかと(自嘲)。 ...
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