マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

「ドラゴンクエスト8」の発表でいちばん驚いたこと。 - 2002年11月30日(土)

ついに「ドラゴンクエスト8」の発売が正式発表された。
もちろん、スタッフはシステム&ストーリーが堀井雄二、
キャラクターが鳥山明、音楽はすぎやまこういち。
そういえば、中村光一はどこにいったんだ?などと思いつつも。

それにしても、出るものだとばっかり思っていたんだけれど、正式発表はこれがはじめてだったんだなあ、意外だ…

ドラゴンクエスト(以下DQ)といえば、ファイナルファンタジー(以下FF)と何かと比較されわけなのだが、もうすでに12作目まで発表されているFFに比べ、DQの歩みは、遅々としてはかどらない。
これも、多くのスタッフで製作され、9と10を同時進行というようなことも可能であったFFと、メインの3人は常に同じメンバーであったDQとの差異なのだろう。

FFが、「マイナス点」も多いけれど、それ以上に斬新なグラフィックやサウンド、システムという、プラスでマイナスを補うようなつくりをしているのに対し、DQは、非常に細かいところにまで気が配られていて、とにかく減点が少ないゲームになっている。

いちばんの特徴は、シナリオを書いている堀井さんが、ゲームをよく知っている人だということだろう
FFは、ゲームを知らないシナリオライター、グラフィッカーが創ったものをゲームで表現しようとしているのに対し、DQは、面白いゲームを創るためには、どういうようなシナリオが必要なのか?という視点を感じることが多いのだ。それは、ある意味、絶大な安定感の源でもあるし、「殻を破れない」という元凶でもあるかもしれない。

ドラクエ7をやっていたとき思ったのは「これがDQというタイトルじゃなかったら、最初の方に投げ出さなかっただろうか?」ということだった。
DQは、出るのが遅いけれど、もし一年に一回のペースで今のDQが出ていたら、飽きない保障はないような気がする。

でも、今度もPS3が出た後に発売されるような気がするなあ、DQ8。

ところで、堀井さんも、もう50歳近くになられたんですねえ。
実は、ドラクエ8の発表の記事でいちばん驚いたのは、堀井さんのプロフィールの年齢のところだったのです。
あの、ちょっとオタッキーなお兄さん、だった人が…




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