 |
 |
■■■
■■
■ ロコモーション その11
起床は7時前後くらいだったか。今日はお散歩には行かないので多少ゆっくり寝ていられる。由伸似の人はさっさと出発してしまったようだ。
さて、また無料飯。量はやっぱり少ないが、旅行中っていうのは胃の大きさっていうのがかなり変わるので、これでも問題なし。食うときはとにかく食うし、あまり食えないときもなんとかなる。そんな感じだ。
前日にワイン城で有名な池田町に宿を取った。とりあえず18時までにそこに着けばよい。まぁ、蒸気で釧路⇔標茶するので、それで結構いい時間になったりするのだが。
とりあえず、9時代(だったと思う)の列車で釧路へ。標茶・網走方面に行くという人たちが見送ってくれた。今度は夏来たいです。ええ。
とりあえず釧路に戻る。コンコース内はやはり蒸気待ちの人が多い。明らかに団体客とわかる。やっぱり北海道はどこでも発車時刻にそこそこ近くならないと改札をしないので人がごった返していてどうしようもない。まぁ、全席指定だからそう早く行かなくても問題ないのだが、以前からの習性みたいなもので、早くホームに出ておきたい、というのはある。
さて、改札をすませてホームに出てしばらくすると、機関車と茶色に塗られた客車が入ってきた。茶色に塗ってあるっていうことは旧型客車を意識しているということだが、実際は1両だけが旧型で、残りは12系急行型だった。で、自分の席はというと、ちょうどその旧型客車であった。
この車両は、半室客席で、半室は売店になっていて、グッズや軽食類が買えるようになっている。おまけにだるまストーブまでついていてレトロな雰囲気だ。扉は改造されてなく、使用禁止になっていた。昔の写真を見ると、通勤通学時間帯など、ドア開けて外に身を乗り出している高校生が写ってたりしていた。今から考えるとすごい時代である。
さて、ものすごく大きな警笛を鳴らして釧路を出発。一番後ろの車掌車で後方の展望を楽しみたかったが、せっかくなのでしばらくは座席で走行感を味わうことにする。自分の周りは家族連れだ。しかし、乗車券を見てみたら釧路湿原までだったので結構すぐに降りるみたいだ。なんか1人だけ部外者が乗っているのもばつが悪いので、1駅だけ乗ったら自分は車内をうろつくことにした。
釧路湿原に入るあたりで一番後ろの車掌車に行き、本当に一番後ろのデッキに出る。実際の気温はかなり低いはずなのだが、テンションが高いせいか、なぜか外の風に当たることが苦痛ではない。一面真っ白なのに・・・
2,30分そうして景色を見ていただろうか、そんな長い時間外に出ている人間は自分以外しかもちろんいなかったが。適当なところで中に戻って席に座る。
が、今度は暑い。何しろだるまストーブの隣である。おまけに、お約束といおうかするめなんか焼くもんだから独特のにおいが漂ってきてあんまりよろしくない。まるで津軽鉄道のストーブ列車と同じである。
1時間ちょっとで標茶に到着。1時間半もすれば折り返しで帰るので特に何もするようなことはないのだが。一応、駅構内で物産展みたいなものをやっていてそこに食堂みたいなものもあったので、ビーフシチューを食べる。ジャガイモが丸ごと入っていておいしかった。レストラン、というよりは手料理、といった感じ。
そのあとは、駅周辺をうろついたり、本を読んだりして過ごす。帰りは普通の客車だった。景色はだいぶ見たので、ずっと席に座って音楽聴きながら窓から外を眺めていた。たぶん15時代に釧路に戻る。
本日の宿は池田町にあるわけで、そこまで移動。もちろん特急の指定席を取ってある。初「スーパーおおぞら」なわけで、楽しみだったが、地震が発生したようで、45分くらい遅れている模様。果たして、食事の時間に間に合うのだろうか。宿は、池田から普通列車に乗り換えなければならないので、それとの兼ね合いもある。正直、このままだと間に合わないかもしれない。
とかなんとか思っていたが、実際のところ、折り返し時間が結構あるので、それを切り詰めれば遅れは10分くらいにまで減るらしい。池田で接続する列車も、池田で20分くらい停車するので、10分程度の遅れなら全く問題はない。ってわけで、宿に電話しようかどうか悩んでいた自分の心配は杞憂に終わった。
特急に乗り、池田に着くと、ちゃんと列車は待っていた。華やかな特急に対し、こっちは1両のワンマンディーゼルカー。日も落ちてなんだか物悲しい。
1駅で降りる。だいぶ荒れている無人駅だ。駅前が道道の交差点なので夜になるといろいろ来るのだろう。余計に寒く感じる。駅はひどいが、周囲は住宅地になっており、家の明かりがこぼれている。宿へは数分ですぐに到着。
ここは普通の家をちょっと改装して宿にしている感じで、子どもの学校の用意がぶらさげてあったり、なんだかアットホームというよりもホームそのままのところであった。部屋に案内されると隣の部屋にもう1人いるみたいだ。結局、今日の宿泊客は自分を含めて2人だった。
夕食は豪華な家庭料理、といったかんじでおいしかった。そのあとは部屋で荷物の整理をしたりして過ごす。お風呂にも入ったが、普通の家庭の風呂だった。なんだか新鮮な感じだった。
21時くらいからお茶飲みながら雑談。池田や帯広の名所などを聞き、色々話をする。同宿人は名古屋の大学生で卒業旅行らしい(どうも名大ぽかった)。彼は旅先々でいろんな人にメッセージを書いてもらっているらしく、自分にもそのノートを渡された。果たして、これから卒業して社会に出て行く人に、ようやく大学半分終わった人間が何を書こうかと思い、考えたが、それなりに書いておく。
彼は明日帯広方面に行くというので一緒に出ることにして、0時前に就寝。とりあえず、明日はワイン城に行き、それから帯広市内で何かしらしようと思う。
2003年03月16日(日)
|
|
 |