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とりとめのないもの

2009年04月05日(日) ゆめのできごと---1.2.3

いつも、その電話は夜中のありえない時間にかかってきて
その電話には9割がた出ていて、それは好意をもっているという理由が大方を占めていて。
だけど私は当然のことながらそんな時間帯には、すでに布団の中で熟睡しているので、電話に出る時も話している時も、十分に覚醒していない。
ただ、電話が終わった後にははっきりと目が覚めてしまい、今の会話を繰り返し思い出そうとする。このたくさんの会話を忘れないように。
そして、翌朝になるとあれは夢だったのではないかとかんじる。時もある。
夜は暗く、朝はなにもかもを照らす光があるのだ。
夜に隠れて、その電話や会話や息遣いは、現実と夢の合間に存在する。

たまに昼間や、飲みに行く途中にかかってくるときはまた微妙に調子が違うが、そういう時にかかってくる電話もうれしい。
酔ってなくても、私を思い出して電話をくれたのだから。
同じ理由で、酔っていても電話はうれしいのだが。やはりゆめみたいなので。


24時間近く一緒に過ごして、言いたいことが喉につかえて
でもそれを言うべきなのか、ではどう言うべきなのか
言ったらなけなしの雰囲気が壊れ、離れていってしまうのではないかという危惧。
言葉を選ぼうとするが、陳腐な質問に思えていえない。
そんなことを聞く程度の人間だと思われることがいやだとか。
プライドの問題?
そして、恐れ。
気まぐれにうちに来て、でもそんなことたぶんよそでもたくさんやっていて、だったら、なんでうちに来たのかって。
うちに来た理由は、「わからない」だ。
そりゃ、俺もわかんねーよ。だから聞いたんだよ、おいー
野暮なことは聞くなって?野暮じゃないか。
ふつう、不安だろ。
たくさんいる彼女の一人にもなれず(ならず?)妾かなにかのようだと思いつつ、そんなにたくさんいるという彼女じゃない何かになりたいと半分くらい願い。


一度泊まりに来たくらいで、「彼女たち」の一員になれたと思うなよって思われてるだろうなあという予想をたて、そしてその複数名には加わりたくないと思い、でも私のどこも特別ではない気がして、アイデンティティがゆらぐ。
こんなこと続けてたら(といっても、これが最初で最後の訪問の可能性だって大なのだ)、きっと崩壊しちゃうんだという未来をうすうす感じながら、送った。

誰でもいいってわけじゃなかろうが、それでもどれかを選べて、まあいいだろうってところに来て。
そうしてるんだろうなあ。
ああ、気まぐれ!!
こっちはたぶん、ずっと待ってるだけなんだろう。
希望すれば、ちょっとあとに返事は来るけれど。
うちに来るとか来ないとかは、ほんとに紙一重の、よほど泥酔してないと起こらないことだし。

「こんなこと、いつもやってんでしょ」って
簡単なのに、言えなかった。
責める要素が入ってくるからか。
ああ、それでも
帰り際にメールくれたり
一人になるのがさみしくていやだという、ありふれた感情に、配慮してかそうでないのか、治療薬になっていたり。
メール一通、処方いたします。
そんな気配りとか慣れてるところとか、危険な匂いすらするくらいなのに
やめられないんだろうなあ。
断れない。断ち切れない。悪いこと(になる)とわかっていて、それは普遍的な甘い誘惑。




それとも。
「彼女たち」のことなど気にせずに
自分は自分だけの、人間関係というものを築こうとするほうが前向きだろうか。
見えもしない、本当に存在するかもわからない知らない「彼女」たち。
そんなこと、お構いなしで
こっちはこっちで、彼に対して誠実であり、時に嫌みを言い、さみしくもなり、と勝手に恋愛してたらいいのではないだろうか。
ふと、そんなことをおもいついた。

その方が楽だ。
見えない敵に、惑わされるよりは。
敵なのかなあ。
まだ見ぬ同士かも知れぬな。
なんか不倫みたいだな。
そして、ダメ男に引っかかるの図。きっと、一般的に簡単な言葉でいえば、そうなのだろう。
他人の目を意識しすぎな自分は、そういうことを多く考えてしまいがちだが。
一方でそういう風に、客観的に考えておかなければ、主観的すぎてもいけないのではなかろうかとも思い。
うぅん
携帯の充電器が壊れたので、ろくにメールや着信履歴の再確認すらできやしない。



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なぜ?
爪先が煙草臭いきがした。
吸ってないし。


いろんなことを、とりとめもなく思ったり決意したり、でもそれは泡のようにぶあっとすぐ消えてしまうので、こうして言葉にとどめておかないといけない。

ほら、もうすでに消えている。泡。
なんだったっけ。
言えなかったことは、澱のように底に溜まり
いけないものへと変容してゆく。
それは、早期にとりださなければならない。
取り返しのつかない醜いものになる前に。

一緒にいる時に、きけばよかったことなんて
山ほどあるようにも思うし、一緒にいるだけで十分だから聞かなくてもよかったような気もする。
存在があると、それを受け止めて交信するのに手いっぱいで、というのもある。


洗濯をし(でも全てじゃない)、ゴミ出しをためらい、着ていた服を着るというありがちなことをやってしまっているわたし。
残り香や、形跡。
そこにあるかたち。そこにあったかたち。
広い家。白い壁。高い天井。
いいPC。カーテンは遮光。

充電器を取りに行こうか。
毎日の予定が見当たらず、また非日常である日常にもどる。
1日だけの期間限定の夢は覚め。
また細々とした、不安定な、定まらない日常。
タナボタの夢は、何をもたらしたのか。


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何をするにも、決定力を欠くことがある。
決めかねる。
自分がどうしたいのか、どうすべきなのかもわからずに。
心の中の路頭に迷う。
そういうときの対処法を、私は知っていたのだっけ。
どうしてきたのだろう。
どうやって生きてきたのだろう。
歩き方がわからなくなるように。
時間だけが過ぎ、迫り、何かに追い立てられて、何かを選択する。
その選択は、追い詰められたからこそなのだろうか。
覚えていない。
今日は、いったいどうしよう。


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