イレコミ音楽
DiaryINDEXpastwill


2002年02月10日(日) 「鼻歌とお月さん」中川イサト

中川イサトというミュージシャンについて語らせてください〜!。
有名じゃないけど、そんりゃギターの上手い方なのであります。
知らぬ間にCMソングやTV番組のBGMなどで、中川イサトさんの
アコースチックギターの音楽を聞いているかもしれません。

間合いが独特で、しかも音色にも特徴があるため、
ギターの音を聞いただけで、「あ、イサトさん?」と感じる瞬間が
あったりします。好きならばこその嗅ぎ分けかもしれませんが、
爪で叩く感じとか、独特で好きなんですよ、とっても。

中川イサトさんの音楽は、私の基盤になっているのです。
そして尊敬しているアコースチックギタリスト&歌い手です。

彼のアルバムの中でトリワケ印象に残る一枚がありまして、
『鼻歌とお月さん』というライブアルバムです。
加川良、金森幸介、大塚まさじ、シバ、いとうたかお、長田タコヤキ
と言ったミュージシャンがイサトさんの曲を歌う集いで、いろいろな
ミュージシャンと息のあった感じも読み取れるのです。
そして、この「鼻歌とお月さん」という曲。これが好きなんだな〜。
しみじみこころに響く感じがして、頑張ろっかなと思える歌です。

イサトさんは『五つの赤い風船』を経て、ソロになってからは、
朴訥に歌を歌い、ラグタイムのインストルメンタル曲などを作り、
演奏して沢山のアルバムを出されています。その傍らギタースクール
を開校して13年間、ギタリストを育てられたとか・・・。
時代の流れの中でも、ずっと音楽を続けてらっしゃって、
近年では、CDがドイツで発売されるなど、国を越えて音楽活動を
されているので、ファンにとっては大変嬉しい限りです。

ある時、新幹線で隣りに座っていたサラリーマンの方と言葉を交わす
ことがあり、ウォークマンを聞いていたことから、音楽の話で
盛り上がった経験がありました。
その方もイサトさんのギターをコピーされてて、友人の結婚式で
弾かれたことがあるとか!それはまったく私も同様(笑)
お名前もご住所も伺わなかったのですが、どこかの空の下で
今も変わらず、イサトさんの音楽を聞いてらっしゃるのかしら・・・。

言葉があってもいい音楽。
言葉がなくても、いい音楽。
ラグタイムを聞きながら、ティータイムもたまりません。
癒し系ミュージックが流行る昨今、彼のギターには心から癒されます。


mee |MAILHomePage

My追加