Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

第5話 キャロラインノー - 2002年02月27日(水)

サンバの香りが街じゅうにたちこめる海岸で、
ブライアンは愛しのキャロラインと砂浜をかけていた。
今にも飛び出しそうな豊満なバスト。
神が授けたとさえ思えるような黄金のロングヘアー。
「こっちよ、ブライアン。」
「まってよ〜。愛しのベイビー。」
「アハハハハハ。どうしたのもうへたばったの。
そんなんじゃ、私は手に入らないわよ。」
ブライアンは必死に砂浜をかけた。
キャロラインの肩に手をかけると二人は
砂に顔をうずめた。
キャロラインの美しい上半身から、やわらかな胸がとびだしていた。
ブライアンは一気に興奮した。
「キャロライン、愛してるよ。」
ブライアンの目は愛というより野生の欲望で輝いていた。
「ああ、たまらない。」心の中で思った。
そのときである、突然大きな声でブライアンを呼ぶ声がした。
「あっちちち。」
ソファにもたれかけていた、ブライアンの前に奥さんのジェニファーが
たっていた。「何の夢みてたの、いやらしいわね。」
ブライアンの下半身には熱々のホットミルクがこぼれていた。
「なーんだ、夢か。」

夢を見てる場合か、ブライアン。ツアーはどうした。
立ち上がれブライアン、歌えブライアン。


つづく



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