Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

戦いは続いている - 2002年06月19日(水)

敗者を置き去りにして戦いは続いている。
同情や悲しみやもろもろの感情をごちゃまぜにしながらも
戦いに身をおかなければならない。
勝負はまだついていない。

いつまでもマイナスをひきずることはダメージが大きくなる
場合がある。
すぐに切り替えていかなければならない。
それは、生命力でもある。タフさが必要だ。

そして、時には忘れることも大事だ。
忘れるということはひとつの能力とも考えられる。
人間はどんどんものを忘れていく。
次から次に、それによってパワーを取り戻すことができる。

それを考えると忘れることを知らない韓国は恐ろしい。
彼らは執念深い、歴史が作り上げたといっていいだろう。

イタリアはなめてかかっていたのかもしれない。
韓国を、そしてアジアを。

戦いはより密なものになってきた。隙間がない。
少しのミスが命とりになり、取り戻すことができなくなる。

中田は泣かなかった。
中田が日本人であったというのはたまたまのことであり、
中田は中田でしかない。
遺伝子が変異して生まれたようなものだ。

泣く必要はなかったのだ。
中田の中で戦いはまだ続いているからである。






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