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連休の頃は晴天続きで、暑いほどの陽気だったのに、ここ2,3日冬に戻ったかのような薄寒である。 今日も出かけるとき、かなりの降りだったので、コートを着て出た。でも、なぜか5月過ぎて、冬のコートを着るのもヘンだし、第一、もう着ることもないだろうと、クリーニングに出したり、衣装箱にしまったりして、薄手のダスターコートしかないのである。 今日は、久しぶりに座の連句に誘われ、大久保の俳句文学館まで。 出席者10人が、2席に分かれて歌仙を愉しんだ。この会は、結社の中のベテラン揃いで運営していて、私のところまで、声がかかることは、いままでなかったが、最近、会員数が減ったり、老齢化して出られない人が増えたりで、すこし門戸を広げているらしい。 昨年一度誘われ、その時は躊躇するものがあって、辞退してしまったが、今回は喜んで参加させてもらった。 誘ってくれるということをありがたいと思い、よほどのことがない限り、気持ちよく応じる方がいいと、思い直したからである。 正統的な式目を重んじる連句のやり方は、最近砕けた付け合いになれている私には、ほどほどに緊張感があって、よい座であった。 あらためて教わったことの一つか二つあり、感謝の気持ちで帰ってきた。 終日雨。初夏の雨を、若葉雨などという。 思い出すのは、去年のちょうど今頃。ひどい降りの中を、小田急線鶴川まで、所用を兼ねての連句に参加し、「若葉雨」という季語を使った誰かの発句で、三吟に加えさせてもらったこと。 その時一緒に行ったひとのことや、帰りの電車の時間がかかって、パソコン教室に遅れたことなど思い出す。1年は短いようで、長い。 2002年05月11日 00時21分26秒
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