沢の螢

akiko【MAIL

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2002年05月16日(木)

パソコンなどというものに浸るまでは、私は典型的アナログ人間、電話さえもあまり使う方ではなかった。
送り状、礼状、時候の挨拶、葉書や手紙の返事、すべて縦書きの手書き、まめに書くことを良しとし、実行していた。
口下手なせいもあって、電話で人と話すのは苦手だが、手紙なら思ったように書けるので、少々時間がかかっても、書くことにしていた。
それが一変したのは、メールなどというものを使うようになってからである。
早いし、郵便ポストまで行かなくていいし、電話やファックスのように音がしない。ワープロ入力も慣れてしまえば、速さは手書きとあまり変わらないし、読みやすい。
今やすっかりメール党になってしまった。
たまに、手紙を書く段になると、なんだかおっくであるが、もらったものには、必ず返事を書くのを常としている。
これはメールでも変わらない。
「メールに返事なんて出すの?」といった人がいて、こういう人とは、メールのやりとりなんかしたくないと思ったが、この世界は、いちいち返事など出す方がおかしいと聞いて2度ビックリした。
送った方は、届いたかどうかをやはり気にしているのではないだろうか。送信エラーだってあるし、原則返事を期待して送るわけだから、「受け取りました」ぐらいいってもいいんじゃないかと思う。
もちろん、最初からお互い暗黙の決め方がしてある場合は別である。
私は、掲示板を持っているので、書き込みには、どんな些細なものでも、何らかの返事をすることにしている。「今日は」と言われたら、やはり「こんにちは」とか「有り難う」とか、言ってあげたい。黙っているのは、話しかけられて、そっぽを向いているのと同じだからだ。
反応がないことこそ、寂しいものはないからである。
ホームページを持ってから、私は関心のあるテーマを掲げたサイトをよく訪問する。
気に入ったページに会ったときは、掲示板にも一言挨拶しておく。たいていは、何か反応もあって、お返しにこちらに来てくれたりする。
でも、せっかく掲示板がありながら、1昼夜経っても、メッセージに対して何にもリアクションがないことがある。その場合、私は潔く自分のメッセージを削除してしまう。
いろいろ見ていると、千客万来のサイトというのは、管理者が実によく、反応している。もちろん、お客が多いから内容が良いというわけではないが、来てくれた人に対する細やかな態度が、見ている人に伝わるのだと思う。
あまり宣伝もしてない私のホームページ、それでもいつの間にかカウンターの数が2000に近づいた。
顔も名前も存じ上げないお客さんたち、こころから嬉しく思っています。今後ともどうかよろしく。

2002年05月17日 01時02分24秒



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