沢の螢

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夏の終わり
2002年08月26日(月)

今回の森の生活も、四日目。
昨日から、良い天気になり、日中は、太陽の下では暑いほどである。
昨日は、近くに来ていたY子さんが、こちらに寄ってくれることになっていたので、夫と共に、八ヶ岳農業学校に、迎えに行った。
ここは、学生が作った新鮮な野菜、果物、花などを、大きな売店で販売もする。
日曜日ということもあり、沢山の人達だった。
そこで、お仲間と別れたY子さんを乗せて、いったん我が家に落ち着き、あらためてドライブに出かけた。
湖のそばのレストランで昼食。
それから「マリー.ローランサン美術館」に行く。
白とグレイ、黒を基調にした作品を、テーマにしていた。
併設の野外彫刻も見て回る。
一番暑い時間で、すこし疲れたので、ほかには行かずに帰る。
夕飯は、家庭的なカレーライス。
巨人戦が気になる夫はテレビにお引き取り願って、Y子さんと私は、連句両吟を開始。
野外彫刻の中に、北村西望の作品がたくさんあったが、発句が刻まれた碑があったので、それをもらって脇起二十韻をはじめる。
打ち合わせもしなかったのに、2人とも、歳時記を持ってきていたのは、かなりハマッているというべきか。
夜10時。連日あまり寝てないというY子さんがコックリをはじめたので、半分で中断する。
今朝、夫は、一泊どまりのゴルフに出かけた。
朝食のあと、Y子さんと昨日の二十韻の続き。昼過ぎに終わった。
3時過ぎ、帰る彼女を散歩がてら、離れたバス停まで送っていった。
中央線特急は、幸いガラガラで、無事帰宅したそうだ。

たった1人になると、周りに、ほとんど人がいないことに気づく。
改めて、森の夏は、終わったのだという感じがする。
数日前から、隣のうちに、主の車があるくらいで、道を通る人もいない。
井上ひさし「わが友フロイス」を読む。
短歌の締め切りが迫っている。
前回は、とうとう欠詠してしまった。
連句の頭を、切り替え、これから31文字に、取り組まねば・・。

2002年08月26日 23時49分12秒



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