独り言
i p f


2004年11月27日(土) 放課後

陽だまりの中で子等は笑い
木漏れ日の裾で老人は根をはる
僕は空気になろうと努めてみたけど
その努力は報われはしなかった

太陽に透かされた木の葉は風に吹かれて
それなりの音を奏でている

僕は僕を見下ろし
「とても大切な何かを間違って生きている」
と推測する

単純に思える事が
実は何より難しく重要なんだと
もっと大きく書いておくべきだった


あの色褪せた木の葉が
地面に落ち着いたら
僕も家へ帰ろう
そこはきっとここより寒いけど
それでいいんだ




その幸せは僕の笑顔になり
その悲しみは僕の涙になる


yok |HomePage

My追加