独り言
i| p| f
2004年12月10日(金) |
そしてその団地妻は全てをあきらめ、明日からは自分の為だけに夕食を作ろうと決めた |
何一つ不自由なく育ってきた 成績は中の上 なるべく目立たぬ様に生きてきた 元々独りが好きで それは今もで変わりはないが 私は敢えて『家族』を持つ事にした
そのために私は 何人もの男と会い 次第に疲れ果て もう何でもいいと思っていた時に 今の男と知り合った
私は 私と男の為に料理を作る 私なりに学び努力し 精魂込めて作るが 納得出来るものは10回のうち1回だけ 今まで1食作るのに どれだけの食材を捨ててきたんだろう 私は1日中キッチンに立ち 一度の夕食の為に何度も作り直す
しかし旦那は今日も無言で箸を進める
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