独り言
i p f


2004年12月18日(土) 公園から続く緩やかなスロープの先には僕の寝床があり、そこに僕の全てがある

晴れた休日は
たまっていた洗濯物を片付け
そしてとても質素な朝食をとる

一息ついたら服を着替え
僕は明日の為に食料を買いに行く

その帰り道は少し遠回りをして
いつものあの公園のあのベンチに腰掛け
真っ白な時間を過ごす

それが僕の数少ない楽しみの一つで
その度に
やはり幸せは金じゃ買えない方がいい
と思うのである


たまに
自分がこの街で人並みに生活を営んでいる事が
とても嘘臭く感じる事がある

それは
僕が未だに夢に抱かれていて
現実という物の手を握れずにいるせいだろう


…公園に時計さえ無ければ


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