独り言
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2005年01月04日(火) 氷点下の青空

この場所に僕の墓石も築こう
どのみち僕はいずれ必ずここに戻ってくるのだから

もし僕が
遠くインダス河の源流に身を投げ
液状化し
流され
大河に寄り添う全ての文明に毒を与え続ける事になろうとも
僕の魂はいずれ必ずここに戻ってくるのだから

ここに降る雪には氷点下の温もりがあり
それはここに生まれ育ち
ここを愛する人間にしか解せない尊いモノで
一国の主が
その国家予算を塔の様に積み上げて差し出したところで
手に入れられるものではない


君が「帰る所が無い」と嘆く種類の人間なら
僕は
君にだけはなりたくない


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