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海老日記
管理人(紅鴉)
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2005年12月10日(土)
物部日記・海老、現る。


 やっぱり日記は毎日つけてなんぼなので頑張って更新することにします。
 

 明日はちとばかしボランティーアで高須の美術館に行くことになりました。紅鴉先輩に場所は聞いたけれど念のために行っておいてみようと思いサニーマートの買い物のついでに行ってみることにしました。
 大体見当はついているし近付けばわかる大きさという話を聞いていたので余裕綽々で車を走らせていると、余裕綽々で発見して早速乗り込んでみました。

 するとまあ、駐車場に車がいっぱい停まっています。今日は何かのイベントなのかと思い駐車場の隅っこに車を駐車して降り立ってみます。
 するとまあ、女子中高生の多いこと多いこと。今日は何のイベントなのか、と案内板を見てみるとどうやらミュージカルがあるらしく、さっきから「始まるよ急いでー」とお友達を急かしている女の子がいっぱいなのもそのせいでした。
 おもしろそうとは思ったけれど入場料は手持ちのお金では足りないし、当日券はとっくに売り切れていて、作務衣の男物部は仕方なく帰る事にしました。
 とぼとぼと、行き交う少女達と逆走して通路を歩く和装強面の男は、なんだか視線を感じながら駐車場にもどってゆきました。







 図書館のトイレからインターネット広場に戻ってくると、男が私のパソコンをいじっていた。人から見れば悪友、私にとっては敵の男である。
 通称、海老。
「こら海老、勝手に人のぱそでなんばしよっと」
 私のノートパソコンで勝手に『物部日記』を書き始めている海老に私は蹴りを入れた。
 しかし海老はそれをさらり、と避けると窓をぶちわって外に出て行く。
「はははは、さらばだ物部くん」
「お前はどこの怪盗二十面相だ」
 私は取り残されたパソコンの画面を見た。私が美術館に行って結局芝居を見れなかったことが海老によって打ち込まれていた。
 おのれ、なんという嫌がらせだ。
 でも書き直すの面倒くさいのでそのまま掲載する。
 まあ、あれだ。今回の結論としては新キャラクター、海老現る。