のんべんだらりら


2006年11月08日(水)  るぴゃんとやをい

ゼミは後期に入ってからずっと、それぞれの卒論の中間報告をしています。
今日はるぴゃんを扱う子と、BL文学を扱う子の発表でした。白熱しました…。

るぴゃんはTVスペシャルを扱うようで、事前のアンケートに協力したものの、わたくしタイトルと内容が一致せんであまり力になれてない予感。特に最近は見てないしなー。
今日の出席者は15人程度だったんですが、好きなキャラアンケートもありましたので、結果は近々ゼミで聞かせてくれるみたいです。
わたしは決めきれずに、両脇に座ってた友人がそれぞれ次元と五右衛門と書いていたので、うっかりとっつぁんと書いてしまいました。好きですけども。
案外このテのランキングって、主人公に票が集まらないんだよね。

ほいで、るぴゃんの魅力とはと言う話になったんだけど、そのうちのひとつに、キャラクター同士がつぶしあわないこと、脇役が脇役のまま終わるという点もあげられました。

でもそれって、年イチでスペシャルを制作するという確約があってのうえだよね。毎回作り手が変わり、作り手によって好みの色が押し出されようと、ベースにあるもの(キャラクターやほかの設定など)はすでにテレビシリーズで提示されているし、だからできあがったものであれこれといじれる。二次創作みたいなものです。

通常アニメに限らず、ドラマや映画などなんでも、それひとつで終えることが多いから、魅力ある脇役をあっさりと捨てられないで、そこそこの見せ場を用意する。
でもるぱんは来年もある。今年なくても来年見せ場は作ればいい。そう思うと、ある種特殊な作品ですね。

ちなみにルパンといえば代表として挙げられるカリオストロですが、ファンの間では「こりゃルパンじゃない」と言われていることも同じくらい有名ですが、わたしはかつてのルパンを知らないので抵抗はありません。
それに、その後のるぱんに大きく影響を与えたことに変わりはないし。

しかし作品を羅列されて、でもタイトルを見ても内容を思い出せずにムズムズしてしまい、みんなでルパン観たい病発病中です。



で、BL作品。そこで隣に座っていた同じく腐女子の友人と議論になりました(筆談で)。
わたしはBL作品にはあまり興味はありませんが、二次創作等々で拝見するふぉもにそれほど抵抗は感じないため(もちろんカップリングの好みはあるけれど)、それ自体に嫌悪を抱いてはいないと思います。プラトニックであれば自分で書くこともあるし。
ちなみに今言っているのは現実世界でなく、完全に二次元の世界の話です。誤解のなきよう。

わたしは基本的には男女の組み合わせが好きですが、時折男男にニヤニヤするのは、その作品の中で惹かれる女の子がいない場合に限ります。あるいはあまり自分で女の子をいじりたくない場合(原作以上の満足はない時とか)。
だから碁やナルトで率先してふぉもを好きになることはきっとないと思います。自分の好きな女の子と絡ませる男が、該当者とまったく絡まないポジションにいるなら別ですが。
つまりあれです。カカサクがお好きなわたくしとしては、カカシ先生絡みのカップリングをどうこうすることはきっとないけど、ナルサス友情か恋愛かあやふやとかいうあたりなら全然抵抗ない、みたいな。
…あれ?でもついこないだカカイル見たぞ。おかしいな(^ω^;)

まぁあれです。細かいことはさておき、つまりは女の子主体でカップリングが確立されます。
なので、作中に登場する女の子に興味が沸かない作品では、ノーマルが確立できない。たとえば好きな男の子のキャラクターがいて、すんごいMOEを発散したいわけ。でも近しい女の子が好きになれないと、「おまいに渡すくらいならー!!」とかきっとそういう意識に近いんだと思う。
ていうかこれはテニスの話なんだけどね。テニスのノーマルに手を出したのは桃菜々くらいで、あとはほんとふぉもばかりです。あとドリームは最終手段。

そんな感じで、わたしがBLに手を出さないのは、女の子主体の考えしか出来ないからだと思います。
わたしにとってふぉもは二手目。あくまでたまたま手を出した作品で一手目を投じられなかった場合の措置なので、あえて二手目からしか打てないものに首をつっこもうとは思わないのですな。


で、それはそれで解決したんだけど、話は妙な方向に。
語っていた相手が、「原作でこういう提示があったから、つまりこいつとこいつはカップリングだ」というこじつけに納得がいかない」と言い出しました。

内心、自分のしていることを想い胸が痛みましたが(でも今思えばわたしってそんなこじつけ無視で唐突にカップリング作っているかも…)、でもわたくし、そうは言われても公式に萌えないのです。別に男同士だろうが男女だろうか関係なく。
もっと噛み砕いて言うと、公式ってことは否定派もいたとしても、そう提示されてしまえば一応は認めざるを得ない状況なわけじゃないですか。
つまり快く思っていようがいまいが、同人屋さんでなかろうが、そういうものだと認めている。それだと「わたしがやらなくても」と思ってしまい一気に興味が失せるのです。
あくまで二次創作者としてしか見れないのよね。

たとえば碁。進藤さんと藤崎さんはまぁおいといて、奈瀬さんサイドは特に色恋はなかった。
だからこそ妄想のしがいがあったし、読みきりでジマナセ風味を提示されてしまってから、実は一気にジマナセ熱が萎えたわたし…たったあれだけのことで!(元々さして燃え上がっていない説)

カカサクは連載雑誌がWJである限り絶対にありえない。もしNARUTOの最終回がいきなり10年後くらいになって、そのころみんなは…的なつくりにでもなっからギャグ要素程度にあるかもしれないけど、そうでもない限りきっと絶対にない。だからいいんですお。同人屋さんも少なくはないけれど、きっとどメジャーとは言いがたいし。

わたしが唯一公式で好きなのはハリケンの鍬七とオーラバの諒冴。でもハリケンも正直公式とは言いがたいし(なにしろ最近低下中だし)、オーラバはなんかもう原作を同人のつもりで読んでるし。
というわけで非公式扱いです(?)。
悲しき哉マイナー思考。とことんまで根付いている模様です。


ていうようなことを延々語ってました(筆談で)。すいません気持ちが悪くて。でもちょう楽しかったですうしし。
てかきもい語りを長々すいません。お宅は語りたがり!


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