* HOMEWORK DIARY *

2004年05月25日(火) ネイティブ発音

途中から見たので話の詳細はわかりませんが、夕方のニュース番組の特集で、英語の英才教育を受けた小学校低学年の子供たちが、ネイティブを審査員に発音を競っていました。

私がTVをつけたときには、ちょうどお題の『I have thirty dollars.』と一人ずつ言っていたところ。
「ふうん、みんなきれいな発音してるなぁ」と感心しながら見ていたら、うちの子供たちも真似っこし始めました。

まず、娘(現地校3年生)の発音にびっくり。
TVの子供たちと比べて、どっちがキレイとか正しいとかなんて私にはわかりませんが、うちの娘の発音は、なんというか、コテコテなんですよ。
わかります?
なんか、エグイの。
黒人ぽい? これがアメリカンイングリッシュ? 
それとも、TVの子たちの先生はイギリス人? ニューヨーカー?
なぜだかハラハラしてしまった母です。
誰か英語の訛りを聞き分けられる人に、判定していただきたいわ。

そして息子(現地校1年生)。
もうほとんどカタカナ英語になってます(笑)。
でもえらいなーと思ったのは、テロップで出たスペルを見たら、ちゃんと英語の発音に戻ったこと。

以前にもここで書きましたが、2年半のアメリカ在住のうち、娘は1年間ESLでフォニクスから叩き込まれ、あとの1年半はレギュラークラス(アメリカ人と一緒の普通のクラス)でした。
お友達との会話は90%以上英語と思われます(クラスに日本人の友達がいない)。

息子の方は、1年間アメリカ人ばかりのプレスクールで、わけもわからず必要なフレーズだけを耳から覚え、次の1年間はキンダーのESL。
しかし日本人の男の子が多い年に当たってしまって、友達との会話は英語40%以下、日本語60%以上。
最後の半年間はレギュラークラスだったけど、孤独なヤツだったようです(笑)

そして現在、約半年間の一時帰国で2人の英語残留度を比べてみると……比較のしようもありません。悲しいです。
英語を始めた時の年齢による言葉の理解度の違いもあるんでしょうが、『英語学習は早ければ早いほどいい!』という説には、どうも納得できない私です。
それよりももっと大切な何かがあるんじゃなかろうか。


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しかし、フォニクス(Phonics)が重要かつ有効な学習分野であることは事実。
アメリカの現地校のキンダー〜低学年ではみっちり仕込まれるし、家ではお母さんたちもテープ付き教材などを買い込んで、子供に練習させる姿をよく見かけます。


とかなんとかお茶を濁しつつ、本日の私の英語学習は、ひたすらペーパーバックを読んでいました。
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