2002年02月11日(月) NHKドキュメント

本日も相変わらず暇。
従って、ずっとテレビを見てたり居眠りしたり、パソコンで原稿書いたり・・・。

そんな中、月曜日の休日というのは、何も面白い番組がやってない。
で、なんとなくNHKを見ていた。
すると、番組のタイトルは忘れたけど、鯨とペンギンと小アホウドリの観察番組がやっていた。

特に、皇帝ペンギンの親が、他のペンギンに殺されてしまったヒナを諦められずに、何度も自分の足の上に死んでいるヒナを乗せようとしている姿は、動物のけなげな思いを感じざるを得ない。
それは、某テレビ番組でのニホンザル特集のときの、死んでしまった小猿を諦められず、ミイラになってもまだ大事に抱き続ける母親と共通のものを感じ、胸が痛かった。
作られた物語ではなく、動物の子に対する愛情がそこにある。
こういうのを見てしまうと、映画などは所詮作り物だと思えてしまう。
動物と共に生活してきたものにとっては、何事にも変えられぬ心を振るわせる番組となるのだ。

こういう番組は、恐らく家にいては見ないだろう。
家にいたら、ゲームをしたり、バラエティ番組を見たり、寝たりして、そのまま一日を過ごしてしまうだろう。
こういう番組を見るには、心が落ち着いていないとダメだ。気持ちがゆっくりしていないときには、その番組、その映像から何も受け取ることができない。
家にいるときは、やるべきこと、テレビ以外の遊びにおわれ、周囲のスピードに流され、そういう番組をみても、何も吸収できないまま、ただの動物の映像としてしか見られないのだ。

たまには、心をゆっくりと落ち着けて、動物などのドキュメント番組をみて、心の洗濯をしてみてはいかがかしら?


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彩葉 [MAIL]

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