2002年03月12日(火) 職業に対する怒り

最近、自分の職業に対して、怒りを感じざるをえない。

おいらが前の会社を辞めたのは、ゆずと結婚するためであるのだが、別にこっちのSEの会社を選んでも良かった。
でも、それをしなかったのは、SEと言う職業に幻滅してしまったからだった。
ガス馬車御者は、いずれ、と思っていたのは思っていたんだけど。
SEと言う職業になぜ幻滅してしまったか。
それは、納めるものが、自分が満足しないものだったからだ。
試験書を書くにしても、修正してもしきれないバグについては、試験書でその部分の記述を避ける。そのバグがメインの機能に何らかの影響を与える場合は、注意書きで、この手順で作業を行なった場合は、必ずハングアップするので、祖の操作はしないでください、と注意書きを打つ。(メーカーのマシンを買ったときに、注意書きを注意して読んだ人ならば気づいたことがあるかもしれない。)
つまりは、お客様が要求した通りに作れていなかったにもかかわらず、納期なので納めてしまった、と言うことなのだ。
まあ、お客も、もっと勉強してくれ、と言いたいことは多いんだけど。
(仕様が変わっているのに納期が変わらないとは何事だ(−−;)

その点、ガス馬車御者の場合、出発地から目的地までお客を乗せて、その分だけの運賃をもらうのだからまったくやましいところはない。
金額についても、もうちょっと安くしたら、お客はもっと乗るんじゃないの、と言う気はするのだが、それとは別に、自分のせいではないので、まだ気が楽だ。
…とおもったら、大きな間違い。
距離が短いと言って怒り出すガス馬車御者がいる(うちは車庫待ちなので、自分の順番の時の仕事の大きさによって、その日の売上が左右される)。
客がおじいちゃんおばあちゃんだからといって、相手を舐めきり、横柄な態度をするガス馬車御者がいる。
お客が酔っ払っていれば、遠回りをしてメーターを出すガス馬車御者がいる。

ようは、自分の儲けにならないことはしないということだ。
たとえ、仕事を最後まできちっとこなさなくとも。

これでは、某ムネオのことを悪く言えるはずもない。
ムネオのことを悪く言うガス馬車御者を見るたび、怒りを覚える。
おまえら、もう少しまともに仕事せんか、と。
それは、ガス馬車御者に限らない。
仕事が減っているのに、「自分は固定給だから、仕事があろうがなかろうがどっちでもいい」と思っている事務職。
客に喜んでもらう、と言う本質を忘れ、己の利益に固執する経営陣。

それは、あらゆる職業でもそうだと思うんだけど、なんとかならんのか?
手術の際に、お金を持たせないと、わざと失敗する医者。
入札の際に賄賂を要求する町会議員。

おいらがまちがっているんだろうか。
そうかんがえていると、まともに生きているのが馬鹿らしくなる。
今の、若者と呼ばれる世代が(おいらも十八だから若いのさ(爆))やる気をなくすのもわかる気がする。
どうやったら、この怒りは収まるのか。
誰か乗り越え方を教えてください。


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彩葉 [MAIL]

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