本日、うちのガス馬車御者の会社のそばの公民館から、お客さんが乗った。 おいらからすれば初の芸能人のお客。 しかも、ラジオでおいらは、彼の番組を実は結構耳にしている。
「うるせぇばばあ!」
でおなじみの毒蝮三太夫氏である。 いやあ、初の芸能人。 緊張しましたな。いや、ほんと。 前受けた会社の面接より緊張した。 まあ、緊張する必要もないんだけど。
実は、結構おいらこの人好き。 言葉は汚いけど、その言葉からやさしさを感じるんだよね。 ロケに見に来た口やかましい奴なんかは辛口の言葉を投げかけるけど、 それすら、やさしさを感じる。 汚いけど、人を傷つけない言葉。 彼はそれを巧みに使って、番組そのものがしらけないようにしている。 N●Kの番組だったら、おじいちゃんおばあちゃんを大切に…というよりは、半ば子ども扱いしているアナウンサーも多い。また、そういう番組は概して刺激がなく間延びしてしまうものだ。 だが、彼の言葉は見かけ上結構鋭い為、あたりの雰囲気にスパイスとして作用するのだ。 けど、彼の場合、あくまで彼ら老人達を一人の人間として見ている気がする。 毒舌だけど、人を傷つけない。 言葉のテクニック。 それを駆使して番組を作る凄腕の人。
そして、ガス馬車に乗っている間、マネージャーというよりは弟子(まむちゃんのことを、師匠って呼んでたからね)と話しているのは、自分の所属事務所の後輩たちのことだった。 彼は仕事どうしてる?彼女のあの話は上手くいっているのか?
なにかの雑誌で、まむちゃんは、ああいう番組を作っているけど、実はいい人なんだよ、と読んだことがある。 おいらも、後輩思いの良いおじいちゃんだな、という印象を受けた。
ちなみに、おいらも話しましたよ。 せっかく芸能人乗せて、話さないのはもったいないからね。 まあ、話したといっても、群馬のガス馬車事情とかだけど。 最後に、「番組楽しみにしてます」というと「あすもやるからよろしくな」といって降りてった。 そして、マネージャーさんに、ステッカーとプロマイドと、バッヂを貰った。 うーん、それはどうかと(^^; でも、まむちゃん乗せる前に、パチンコにくるばーちゃんを乗せたんだけど、そのばーちゃんに、まむちゃんがくる話をしたら、驚いていた。 ジーちゃんばーちゃんのアイドルなのね、まむちゃん。
というわけで、今度そのばーちゃんが乗ったら、プロマイドあげることにしよっと。
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