本日、ある雑誌を読んでいると、小説大賞の一次選考の結果が載せられていた。 これは、おいらがゆずと同棲を開始する直前に申し込んだ賞。 結果は、一次選考すら通らず落選。 その時のおいらの実力を全て出し切ったつもりだった。 だが、そういう結果だった。
それから一年、その雑誌の一次選考の結果を見て、激しく嫉妬した。 年齢は16歳〜48歳。 おいらよりも若くて、おいらよりも優れた文章能力を持ち、圧倒的なアイデアを持っているというのか。 一体どうしたらそれだけの才能を身につけられるのか・・・。 どうやってその力を磨いたのか・・・。
生まれて初めてここまで嫉妬したかもしれない。 自分ではどうしようもないこと。 能力がないと諦められれば簡単なのかもしれない。 でも、それをとったら、今までおいらを支えてきたものが根本から崩れ去る。 物心ついてから、駄文ながらも書くことを続けてきた。 そして今にいたる。 物を見る目も、感じる心も、全て物を書くところから始まった。 それを諦めるわけには行かない。諦めたくない。
けれど、今の自分に何が足りないのかわからない。 読書量? 勉強量? 感受性を高める訓練?
何から手をつけていいか分からぬまま、また明日から試行錯誤が始まる・・・。
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