今朝も保育園の門のところで 「しぇんしぇー、やなの」 と言い出したルンバ。また泣かれるかと危惧しつつ、抱っこしながら園庭に足を踏み入れた。
園庭には1歳クラス時の担任の先生がいた。先生が 「ルンバくん、おはよう!」 と声をかけると、ルンバは私の胸に顔を埋めて隠れてしまった。その様子を見た先生、 「あれれ? ルンバくん、お顔が見えないぞ〜」 とルンバの頬をつつく。ついニヤッとしながら顔を上げてしまうルンバ。そしてもう一人、今の担任の先生の姿を園庭に見つけ、 「あっ、しぇんしぇー!」。 「ルンバくーん、おはよう〜!」 と言われてにっこり。 どうやら機嫌が直ったようだ。
教室に行くと、クラスメートのKくんがトイレから出てきたところだった。靴を脱がせながら、ルンバに 「Kくんに、おはようって言っておいで」 と言うと、ルンバが 「おはよ〜!」 と言いながらニコニコとKくんと先生のところに駆け寄っていくではないか!
1歳クラスの時には毎日元気よく「おはよ〜!」と言いながら教室に駆け込んでいたルンバだけれど、進級してからというもの、朝は不機嫌が続いていたので、ろくに挨拶もしなくなっていた。こんなにこやかな朝は久しぶりだ。うれしい。
着替えや連絡帳を所定の位置にセッティングし、外に行きたがっているルンバを、 「だんご虫を探しに行く人は、トイレに行ってからにしようか」 と誘ってみた。今日は出かける前にトイレに行こうとしなかったので、そろそろ出るはずなのだ。 最初は「ヤ!」と言っていたルンバだけれど、急に気が変わり、 「ルンバくん、トイレいくの」 と言い出した。この機を逃してなるものか!と慌ててトイレに連れて行く。ルンバは自分からズボンとパンツを脱いで、ちゃんとトイレに行けた!
朝の保育園でこんなに素直なルンバを見るのは、本当に久しぶりだ。感動だ。
トイレから出てくると、3人目の担任の先生がやってきた。ルンバは先生を指差して、 「あっ、こっちもしぇんしぇー!」 と言いながらトコトコ歩み寄り、むぎゅーと抱きついた。
その様子を見て、またもやホッ。このごろよく 「しぇんしぇー やだ」 とか言うので、新しい先生になかなか慣れないのか、もしや本当に先生が嫌なのかな…とちょっと心配になっていたのだった。なんだ、イヤイヤ言ってはいるものの、ちゃーんと甘えているんじゃないか。どうやら本当に先生が嫌だということはなさそうだ。
その後ルンバは帽子と靴を自分で取り出し、Kくんと一緒に外に飛び出していって、だんご虫探し。私が出かける時にはすでに夢中になっていて、「いってきます」と声をかけても軽く「バイバイ」と流されてしまったのだった。
ルンバ、ようやく調子を取り戻してきたか?! この調子でがんばれ!
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