保育園から帰宅し、自転車置き場に行くと、同じマンションの奥さんがいた。中学生のお子さんがいる人で、40代くらいだろうか。
「こんばんは」 と挨拶をしていると、ルンバが 「おねえさん?」 と私に聞いてきた。このおべっか使いめと、本人にその自覚がないながら思っていると、返事がない様子を見て今度はルンバ、 「おばあさん?」 と聞いてきた。
そ、そんな両極端な二者択一をさせないでくれ!
結局、奥さんが笑いながら 「うーん、お姉さんじゃないから、おばあさんに近いかも」 なんて言ってくれたのだけれど、私は恥ずかしいやらバツが悪いやら…。
ルンバの辞書にはまだ「おばさん」という言葉がないんである。女の人は「おねえさん」か「おばあさん」であり、その区別もよくわかっていないのだ。それにしても、その場で私に確認するのは、やめてほしいものである。
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