夢見る汗牛充棟
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2002年10月05日(土) R・ダニール・オリヴォー

『鋼鉄都市』
『はだかの太陽』
『夜明けのロボット』
『ロボットと帝国』〜(ハヤカワ文庫)〜

上2冊は昭和60年頃に買ったらしい。もう15年以上前っす。
久しぶりに1作目と2作目を読みました。

人々の暮らしぶりとか、環境とか面白いんですが、おいといて(笑)
ベイリとR・ダニール、いいですね〜。
巻を追うごとに人間くさくなるダニールと、巻を追うごとに
ダニールを人間とみなしていくベイリ。

何でも遠慮なく噛み付いていくベイリがいいなぁ。
聞く、聞く、聞く、聞く。とにかく一つ一つ納得するまで質問を
やめない姿とか。

R・ダニールは3番目に好きなロボット。

一番は同じくアシモフさんの子守ロボットのロビィ。『われはロボット』
ダニールよりもとっても旧式さんです。


ロビィの(直径2インチの鋼鉄の棒もらくにへしおってしまえるくらいの)
クロム・スチールの腕が少女にそっとやさしくまわされていて、その眼は
深い深い紅色にかがやいていた


という一節が好きで好きでたまらんのです。
なんちゅうか、ロボットだけど愛情を感じてしまうし。

2番目は、R・田中一郎くんですね。


ドラえもんはいいや。(大事なのは、どこでもドアだし)

R・ダニールまではのぞまないから、生きてる間にロビィが見たいです。
アイボにしても、名前を付けられて、名前を認識し、呼びかけられて、
あたしを識別し、返事をしてくれるアイボじゃなきゃやだ。

そういえば、テレビで現金輸送車に警備員と共につける警備ロボットが
実用化、とかいうニュースみたけど、あれって状況によっては警備する
人間にかえって悪影響を及ぼさないかな、と思った。

襲われたら→騒音と光で脅す

思わず、「かえって刺激するじゃん、人が撃たれたらどーすんの、
バルカンかランチャーでもつけろよ」と呟いたあたしは
ロボット三原則を理解してませんね(そういう問題じゃない)


恵 |MAIL