夢見る汗牛充棟
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2002年12月04日(水) |
祈りよ。山本弘に届いているか |
『風よ。龍に届いているか』 ベニー松山著 創土社刊
●上巻 〜逃れられぬ破壊を前に冒険者は決断する〜
●下巻 〜絶望を乗り越え生きるために男たちは対峙する。〜
ちうわけで、とても懐かしい本があったので、 ついふらふら〜と購入。
前に出版された時に買った本は蒸発しました。 『隣り合わせの灰と青春』も蒸発しちゃったので もっぺんでないかなぁ。待ってますv
こいつは「ウィザードリー」というゲームの世界が基盤なファンタジー小説。 わしは、ゲームボーイとスーファミとPCエンジンの「PON」さん しかやっていないのですが。好きでした。 だが、PONさんは嫌い。今でも嫌い!! 何故なら、わしが苦労に苦労を重ね手塩をかけて育て上げたパーティは、 力試しのために初めて笑うヤカンを殺りに行った時ぺぺぺぺ、と返り討ち にあったから。 装備の充実した新米一人に、地道に努力した並みの装備のパーティは 負けちまうんだな。つくづく人生の悲哀というものを感じたし。
キャラ作って、名前付けて、パーティ組んで、冒険に出る。 油断すると死に、油断しなくても死に、マップを書きゃ一マスずれる。 ドンくさい上にキャラクターに愛着あるタイプのわしは、やりながら けっこう泣きそうだっただす。あう…あの興奮よ戻って来い。
はう。話が反れました。
久しぶり〜、に読みましたが。 やっぱ、キャラクターが魅力的で、ええのう、と思うなぁ。
うにゅ。かっこよすぎる気もするけど。 ちょっとはじゅかちい気分にもなるけど。 英雄とは、はじゅかちいほど格好よいものなんでしょう。
わしは冒険者でないうえに女なので、強敵を乗り越える為に 命のやりとりを求めるという心理は理解できないけれど。 かっこいい、とも思わんけれども。 男達が、女の心を掴んでおいて、勝手に昇天して思い出の男に ならなかったのは、かっこいいと思うな。
この場合のお約束として「強敵」と書いて「とも」と読むのね。
ソードワールドの小説を読み返しつつ整理していたらば 『サーラの冒険』の第一巻が行方不明。 〜ヒーローになりたい〜…だったかな。ぐはぁ。 わしんちの本棚には異界に続く穴でも開いているのか?
そして、早く『サーラの冒険』5巻を出してくださいよう!! 山本弘さん。続きが読みたいんだよぅ。思い出しちゃった。 呪いってなんなんだよう?
はふう。あれから、何年たったのだ??(遠い目)
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