夢見る汗牛充棟
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2002年12月11日(水) 夢の果ては果てない

『夢の果て』北原文野(ハヤカワ文庫)3巻


〜きびしい時代こそ、やさしさを……
こみあげるものを抑えられない、感動の完結編〜



小説ではありません。コミックス。

はふ〜、上旬発売だから、12月の6日くらいから書店に
日参しておりました。今日やっと見つけたもんね。

見つけた瞬間は幸せでしたが、現在はだうー、と泣いた後
ですのでちょと鈍色気分です。

何と申しましょうか、果てしなくかなしい。

のに何で微笑むのですか、あなたたちは!

もうあっしは涙するしかござんせんのです。

ここはひとつ、ハヤカワさんには【完結編】とかいわずに、
ぜひとも続編も出していただきたいなぁ、と切望する次第。
へへっ。懐かしいから読みたいのん。
いや!日々に疲れてこころが乾きがちな今こそ切実に欲しております!!

と、いうわけで、これからです、これから!!



スロウはヤンの内に永遠に侵されない光を見る。
その光を追うように生きちゃったなぁ、と。
本人は欠片も思わなかったかもしれないが、スロウも光ですねぇ。
トゥリオや瀬音はスロウの中に多分光を見たよね。
うきゅ。水のように巡ります。優しい星が手から手へって感じなのです。


恵 |MAIL