夢見る汗牛充棟 DiaryINDEX|past|will
『アホでマヌケなアメリカ白人』マイケル・ムーア著 柏書房 民主主義ってなんだろう。以前から良く思うことです。 国際間になると多数決は途端に用いられませんしね。 国は国民を抱えていますが、人を抱えていないから、 いっしょくたにしちゃいけんのかな、と思ったりします。 国民と言うのは抽象的な概念で、特定の誰をも指さない言葉です。 国民を大事にしますと言う場合、 誰も大事にされない のだと理解 するのが正しいのではないかと思ったりします。 「過去敗戦して以来、属国になったしぃ、安保もあるしぃ、米主食だしぃ」 らしいわしらとしては、白米が仰ることには「ははぁ」と盲目的に追従し、 それが正当である、という理由は後付けにせねばならないらしい、という 国家的事情が存在すると言う事情のもとでは、総理大臣が変人だろうが 変質者だろうが犯罪者だろうが、そう国家の対応は変わらないだろうな、 と思う自分を恥じています。 (といっても現職氏は、機会あらば喜んで戦争しそうな、英雄願望強そうな 人かなと思っていますので、さっさと辞めていただきたいです) せめて米の支配者がイケイケじゃない別の人だともうちょっと楽かなぁ、 位の希望しか持てません。慎ましやかな白米なんて贅沢は望みませんので、 イケイケ度が白米比35%カットされると嬉しいです。頑張ってください。 でも、世界がたった一国の機嫌をやたらと慮る、という状況は一体どれ位 正常なことなんでしょうか?これこそが 【重大な危機】 であると思っちゃうけど。 せめて、わしにできることは、 「藪息子が特大プレッツェルをもう一度、喉に詰まらせてくれますように」 と八百万の神様にお願いすることくらいです。 今度は、もうちょっとプレッツェルが根性を見せてくれると、喜びを感じて しまうと思います。こんな自分は恥じています。 白米藪息子は基督教徒なので右の頬を殴られると、両方の頬を殴り、 ついでに膝蹴りをかますようです。教義がそうなのでしょうね、きっと。 (そういえば、それなのに何故回教徒と仲良くできないのか謎ですね。) ですから、信条を持たぬプレッツェルが頑張ってくれれば、一番平和的です。 そうしたら、プレッツェルにはノーベル平和賞をあげるべきです。(私見) まったく、どうして他人の生命の不存在を私は願っているのでしょう。 こんな自分は恥じています。 偉大な白米の一声は、否が応にも耳に届き、自国の首脳は頭も使わず 右へ倣えし、国が気に喰わない方向へ歩き出す。 まったく、すべての人間を愛するなんて、不可能事です。 正直、本当は 「いづれの国家も、自国(内)のことのみに専念して、 他国を無視」 した方が世界は平和になるんじゃなかろうかとよく思います。 白米に導かれ意気揚々と国外で【正義の】戦争に加担する。 ところで、【正義】って何だろう?…私が選挙で投票をした結果として、 戦争の放棄は形骸化されてしまったのだし、こんな自分は恥じています。 また、戦争が始まりました。 正直な気分、白米や藪息子がどの口で正義をどうこう言ってんだろう、 と考えています。 他国を軍事力によって侵すことは、決して正当化されないと思う。 テロが決して正当化されないのと同じで。 白米藪息子の正義のオブラートの下には利権への流し目はないですか? 一番危険な国は何処ですか?一番武器を持っているのはどこですか? 自分に都合の良いときだけ、他国に軍事力を持てといい、邪魔になると それを破棄せよ、悪め。という。 一番、他国をないがしろにしている国はどこですか? その国に尻尾振って追従している国はどこですか? 盲目的に白米についていき、あまつさえ「白米が正しく、正義だ」と 明言するわしたちは、果たして現在独自の国家なんでしょうか。 正直わからなくなります。 でも、本当は、背後の事情など知ったことではなくて。 命や暮らしを弱いものから奪うから、 裁かれない殺人で多くの不本意な死人が出るから、 戦争はいらん、くそったれ。 です。 望まないのに、また、すっかり加害者。 痛みを知っている筈の国が、どうしてこんなことをしているんだろう。 と、いうわけで、すっかり憂鬱な一日でした。 これから当分、テレビを見るのが嫌になります。 テレビに映ってた、女の人や、男の人や、子供らが、死んだり傷ついたり しないといいと思う。…でも、それが不可能だから、戦争は否。
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