夢見る汗牛充棟
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2006年11月28日(火) あの花に手が届けば 駒崎優

バンダル・アード=ケナード シリーズ

表紙に惚れた時に並んでいたものまとめて購入のこと。

読了。

あいかわらず、むさくるしい画面構成を堪能させていただきました。
医者様は出てない。もう出ないのかな。残念だなー。

傭兵の一部隊(の指揮官)が主役なのだから仕方ないかー。
全体の戦局はきっとぐだぐだなんだろーなーとか思いつつ読了。
モウダーはこれじゃ、迷惑極まりないな、と。
国中にこういうバンダルがうじゃうじゃしてんだとしたら
おちおち生活できなさそうです。
つか他国内でのみ戦闘してたら、永久に続くよな。

緩衝地帯なら非戦闘地域にしないと講和の模索もできなそう。
他国で戦闘するってとんでもないよな。私、モルダー人だったら
はぐれ軍人や怪我離脱軍人にとどめさして歩くと思います。
もちろん身包みはぎます。慰謝料だ。
ゆくゆくは、陣営どっちか選んでくっつくのだろうか。

モウダーがこいつはいかんと、日々研究を重ねてどこぞの
山奥に眠る伝説の魔王を召喚して、エンレイズとガルヴォに
反撃を開始する……話にはなるまいなー(苦笑)

本作のお気に入りはライルとタッドとメイスレイだー。
あとたくましい子供達。

戦場砂漠。子供はやけにさばさばしていて、
大人は妙に繊細なのがおもしろかった。


恵 |MAIL