夢見る汗牛充棟
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新潮文庫
読了。
大きいやつを欲しい気持ちを堪えて文庫待ち。 かなーりじりじりしてお待ちしておりました三冊目。
短編集。
読みよいし、手ごろだし。江戸だし。妖だし。若だんなだし。 ころころしてて可愛くてしんみり、美味しくて、楽しい一冊でした。 ねこのばば、好き。
話自体は救いようなかったり、深刻だったり、多分読後感が爽やかに ならないネタなのに、それほど重たくならずに絶妙にすっとぼけてるのが いいんだなーと思う。
若だんなの身体の弱弱っぷりには事件そのものよりはらはら どきどきしてしまいます。妖さんたちもお守りがさぞ大変だろうなー。
金次さんと寛朝さんが好きだなぁ、と。 貧乏神さまの喰っても喰っても太らない体質をつくづく見習いたいです。 いや、見習ってどうにかなるようなもんではないですけど。あたしゃ この正月で2kg増加しやがりました。わーい、
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