夢見る汗牛充棟
DiaryINDEXpastwill


2007年12月08日(土) シャーロック・ホームズの事件簿 アーサー・コナン・ドイル

光文社文庫 新訳シャーロック・ホームズ全集

訳:日暮雅通

読了。

短編集。

やっぱりワトソンさんは大切だ! と思わしめる一冊でした。
三人称の作品と、ホームズが記したという体裁の作品があるけれど
三人称はともかくとして、ワトソンさん不在でホームズ記す……って
やつは心にぽっかり穴が開いたような物足りなさでした。

やっぱ必要です。必要不可欠です。ワトソンさんがホームズの
物語を面白くしている調味料なんだなーとしみじみ思った次第でした。

光文社文庫のホームズ全集はあと一冊でお終い。

シャーロキアンではないので、ホームズを読むのは小学生の時
以来なんですが、今読み返しても面白いですね。
でも腐っちまったわしですから、小学生の時のてめえ自身の
まだらの紐とか6つのナポレオン像とか読んだ時の
わくわく感、高揚感を思い返すと、あの頃は純粋で良かったなー
とかしみじみと思います。

でも、小学生の頃から探偵より怪盗が好きでした。
だからルパンの方が好きだったし、コナンよりKIDが好きです。
この辺は昔から変わらないみたい。


恵 |MAIL