夢見る汗牛充棟
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2008年01月06日(日) 今年読みたい一覧 つけたりうだうだ

今年読み終わりたい本を十冊挙げておく。ぼちぼちやるべ。

ラノベ・BL・コミックは含まない。
これから出る本ももちろん含まない。……わからないから。

今読んでるのは、ファウスト(岩波・相良守峯訳)
休み前に図書館で借り。期限は13日。終わらん。無理。まだ一部。
必ずや、延長か延滞するであろう。(延滞はいけない)

書き写しするせいで進まない。昔の人は本が欲しけりゃ借りて
せっせと写していたわけで、本当にえらいなぁと思います。
ともあれ。


・「神曲」(集英社版):「吟遊詩人」と「薔薇の名前」から
・「デカメロン」(まだ未定):「薔薇の名前」から
・「Patrick」:聖パトリックについての冊子「修道士カドフェル」から
・「聖書」:高校卒業あたりでもらった究極の積読。引用が多いので今度こそ通読したいなーと思う
・「ロンドン ある都市の伝記」(朝日):「ロンドン塔」から
・「亭主 酒場と旅館の文化史」(白水社):ちょっとした興味
・「中世文学集」(筑摩):「アイスランドのサガ」などから
・「デンマーク人の事績」(東海大学出版会):同上
・「歴史」(岩波):読みかけだから
・「十八世紀パリ生活誌」(岩波):「路地裏の大英帝国」から


以上の如し。



以下は、欲しい本の一覧。欲深な自分に呆れつつも。
本が欲しいという気持ちは、知識欲じゃなくて物欲。

・「アイスランドサガ」谷口幸男 新潮社
・「スールの子 ギースリの物語」三省堂
・「サガ選集」東海大学出版会
・「イギリス古事民俗誌」大修館書店
・「アイルランド地誌」青土社

問題は、どれもこれも新本がないことです。ぬう。
手の出る値段で発見できたら嬉しいなぁと願いを込めて。



何故、本なんて読むのかなぁと思う。
勉強になるとか、興味深いとかいってもそれが一体何になると思う。
ぶっちゃけ私は頭が良くないから、本を読んでも賢くならない。
つかむしろだんだん馬鹿になってると思う。それでも本が欲しい。
現実から逃避してるだけだとしても、それの何が悪いのかと思う。
人が自分で紡ぐ物語の九割は駄作で陳腐だから、常に愛せる訳じゃない。
でも、だから本を手放せないのかというとそれだけでもないしなぁ。
……はぁ。

例えば最後の一冊のために読んでいるのかなと思ったりする。
最後の一冊はきっと究極の一冊で、それを読んだらそれだけで空ろな
自分の内側をいっぱいに満たせるに違いない。――という幻想。

さてさて、明日が仕事始めです。
ああああああ。怠惰は罪です。わかってます。
でも怠けすぎて、明日が不安です。


恵 |MAIL