ふと、時計を見上げる。時計の針は、10時を回ったところだった。昼に一個だけ買っておいたまんじゅうをほおばる。淡々と机に向かう。時計は0時を指そうとしていた。そういえば、終電もうすぐだな……。一本前に間に合うように会社を出る。改札に向かう足取りは悪くない。ま、こんなもんかな……?